大阪 “暮らしと片付けコンサルタント”
“親・子の片付けマスターインストラクター”
井上知恵子です。
お子さまがいればオモチャはママにとって悩みのタネにもなりますね。祖父母や親戚、友人から贈られた素敵なオモチャ達、そして毎年贈る誕生日やクリスマスプレゼントに、他には園からお店のオマケなど、頂く先は多種多様。現代では100均ショップで気軽に買えてしまえるというのも、オモチャが増えてしまう原因となります。
オモチャはどうすれば片付けられる?
子どもがまだ小さいのでリビングでのオモチャ収納に困っています
などなど、ママ達の悩みは尽きませんね。今回は子どものオモチャ収納についてご紹介します。
◆片付けられない原因の一つはオモチャの量が多い事
3 人の子供がいる我が家でも、毎年誕生日やクリスマス前には頭を抱える問題。子供は全部出すし、なかなか思い通りには片付けてくれないものです。子どもが自分1人で片付けられるオモチャの量は大人が思っているよりもとても少ない量です。大人でも100枚のTシャツを畳むのは大変ですが5枚ならやろうと思えますよね。それと同じで、子どもが一人で片付けられる量に絞ってあげることが大切です。
◆子どもが管理できる量まで絞り込みましょう
子供が自分1人で片付けられるオモチャの量は大人が思っているよりもとても少ない量です。大人でも100枚のTシャツを畳むのは大変ですが5枚ならやろうと思えますよね。それと同じで、子どもが一人で片付けられる量に絞ってあげることが大切です。未就園児のお子様ならスーパーのカゴ一杯分が目安とされています。ただし、これで収まるおうちは少ないでしょうから、普段良く遊んでいるオモチャを最低限の量だけにして、それ以外は別の場所でママが管理してあげましょう。
◆オモチャを分けるときの声掛け一工夫
ついつい「いる?いらない?」と確認してしまいがちですが、「いらない=捨てる」と思ってしまうのが子ども心。子どもは「捨てる」事に対して非常に敏感です。確認する時は「遊んでる?遊んでない?残す?」と確認してあげましょう。「残す」という選択肢があると、子どもも安心してオモチャ整理を進めてくれます。「リビングはみんなの場所だから自分で片付けられるオモチャだけにしようね。あとは別の場所にちゃんと保管してあげるからね」と声掛けをしてあげれば子どもはちゃんと選んでくれますよ。
◆子ども目線でのオモチャ収納
いつも遊んでいる場所のすぐ近くに収納場所を作ってあげると子どもにも簡単に片付けられます。ポイントは背の高さを考慮して、扱いやすい方法にしてあげること。大人目線での収納方法では難しくて出来ない事も多いので、カゴに入れるだけ、などシンプルで簡単な仕組みにしてあげましょう。
ついつい「オモチャ」というカテゴリーで全てのオモチャをオモチャ棚に収納してしまいがちですが、子どもが一人で片付けられる量(適正量)に絞り込んであげるだけで、グンと片付け力が身に付きます。収納方法も細かくし過ぎず、ザックリとシンプルで簡単な方法にしてあげることで、子どもの「自分で出来た!」を増やしてあげることもできるし、ママもラクになって一石二鳥です。ぜひ、お子さまと一緒にオモチャの整理をしてみてくださいね。
井上知恵子
整理収納アドバイザー・親・子の片付けマスターインストラクター